たくさんに読まれた記事ではなく誰に読まれた記事か

まあ、その話はどうでもよいのですが、この記事(?)を。
http://naoya.hatenablog.com/entry/2011/11/22/234059
かつてはてなにいたnaoyaさんのはてなブログに対してのエントリー。個人意見としての改善案を提示してくれているのだけど、重要なのはここだと思う。

みんながブックマークしているものは、どうしても衆愚になってくていうのは /hotentry でわかった
マス・コンテンツ、ワイドショー的コンテンツという意味での楽しさはあるが
はてなブックマークが提供したいのって、そういう価値なのかな

実際、ぼくはマイホットエントリーに挙がっている記事には、あまり価値を感じられない
ワイドショー的に見るならいいけど。でもそれなら /hotentry や /entrylist のほうがおもしろい
それよりも、2 users や 3 users だけど、その道の、自分にとってのキュレーターがブックマークしている記事の方がずっと重要だ

ソーシャルの議論になる時に、次に重要になるポイントはここ以外あり得ない。
いかに「あらゆるデバイスで読みたい記事を読めるか」と「自分にとって重要なものをどれだけ逃さないか」が重要。その延長上でコメント者やブックマーク者に人格や性格を見出すことによって、書き手側も読み手側も関係が一変するはず。
naoyaさんのエントリーではtwitterのタイムラインの要素を取り入れブックマークと統合する意見が出ている。
個人的にはお気に入りユーザーを検索した際の結果や表示の上げ下げ出し消しがシンプルにできるような仕組みが良いなと思う。「この人の記事は優先的に読みたい」「この人の更新は即知りたい」が出来れば個人的にはすごく便利。今まではそれがめんどくさくってtwitterのフォロー数を増やす気にならなかった。流れるスピードについていけないんですもの。また「この人の更新は知りたいがこの関係の記事だったら後回しでよい」もできれば最高。そう、アイドルの記事に埋もれたこういうエントリーはアイドル好きにとってはどうでもいい記事だもんね。飛ばしていいですよ。でも個人的にはどうしても書きたかったんで書きますよ。書くのも自由だし、読むのも自由。それをサポートするようなインターフェイス。結局1:1の関係に戻るのですよ。