オデッセー不動産

さて。アップフロントグループの資産の大半が不動産なんじゃないかというところで、不動産取引の部門をグループ内で担っているのはオデッセー不動産
いやー、そんなに儲かってるんであれば就職したいわーというわけで調べてみた。求人あるじゃないですか!


http://type.jp/job/detail.do?id=558386&waad=qPFDVt52

1ヶ月にお会いするお客様は2〜3人。
ゆとりのある生活を求めるお客様に対して、
じっくりと向き合い、本当にお客様に合う物件をお勧めする。

当社はアップフロントグループの一員であり、グループ関係の方々を中心に賃貸売買物件のご案内をしています。

なにそれ。一ヶ月に2〜3人でしかもアップフロントグループ関連がほとんど?

そんな当社の仕事の魅力をお伝えします。

【魅力1】限られた数のお客様に質の高いサービスを提供
お客様はご紹介で来られる方がほとんど。当社を信頼してご依頼を頂いていますので、お客様の期待以上のものを提案することが我々の使命です。

【魅力2】高級物件をご紹介
当社の特徴として、都内の高級物件をご案内していることが挙げられます。月額賃料は20〜50万円代。様々なニーズに応える物件をご紹介しています。

月額20〜50万円?

【具体的な仕事内容】
◆賃貸物件の選定
◆物件の案内
◆重要事項の説明
◆契約の諸手続き
◆鍵の引渡し
◆更新・解約の手続き
◆敷金清算までの一連業務

それだけ?

■ある営業担当の一日
09:30
出社。本日のスケジュールを確認し、業務に取り掛かります。
10:00
午前中は事務作業がメイン。お客様からのリクエスト物件を探します。
11:00
更新書類の作成。途中でお客様から物件に関してご相談の電話があることも。
12:00
昼食。会社近辺はランチスポットが充実しています!
13:00
お客様対応。「夜景が見える部屋」など物件の「質」を大切にされる方が多いですね。
15:00
お客様と物件の内覧。近辺情報をしっかり勉強していくことが大切です。
18:00
帰社。本日のお客様情報をまとめます。
19:00
退社。本日もお疲れ様でした。

貴族のような会社員生活だなあ。何そのゴールドラッシュのような会社。マジで履歴書送ろうかと思ったわ。


でもちょっと考えると、アップフロントの物件をアップフロントの人間に貸してお金ぐーるぐるってことだよな。貸主と借主が一緒なら物件の価値なんて偽造し放題だしな。どうなんだろうね?見方次第では循環取引になりかねないんじゃないのかね?

追記:余計な説明。
固定資産200億のほとんどが不動産だとすると、評価額で記載されてるんだろうけど、そもそもそんな価値がないのに高値で貸して評価額を水増ししてる場合もある。実質家賃10万の部屋を50万で貸すとか1億の物件を5億で売るとか。そうすることによって実勢価格を引き上げる。これは借主と貸主が協力しないと出来ない。
元値1億の物件を子会社に2億で売り、また3億で買い戻すみたいなの繰り返しをしていると、雪だるま式に評価額だけが肥大していく。実際のお金は無いのに。循環取引って言うか粉飾の定番パターンだけど、これってババ抜きみたいなもんで、最終的には膨れ上がった負債を誰が処理するかみたいな話になってくる。
アップフロントが全くうまくいってないとかいう気はないんだけど、この財務諸表とかだけ見るとそういううがった見方もしちゃうなあ。
少なくとも個人的に思うのは、200億もの資産を抱えて運用しているにしては、アップフロントグループ内での不動産事業の規模が小さすぎる。
個人的には、アップフロントには金はあまりないという予測でいるので、こういうシナリオもあるかなーっと思ってみたりしている。