コスト意識の悪暴走

個人的にこの卒業、何のためにこんなやり方をするのかを考えてたんだけど、現時点では「事務所のコスト削減」という結論しか出てこなかった。卒業イベントをやる金がもったいないと思ってるのだ。舞台は大きいから2個いっぺんに出来るよね!って言う安易な考え。そうでもなければこの所業は説明つかない。
最近のアップフロントはなにしろコストをかけようとしない。まあそれ自体は良い。金ジャブジャブ使っていきなり消えるあいどるすくーるや「このコストは回収不可能です」という捨て台詞と共に無くなった桜組に比べれば。
でも「利益を出すためにはコストを削らないと」というお題目のもとに削ってはいけないコストを削り、下がった売上を補填するために回復不可能な悪手をうつというのはどうなんだ。今のアップフロントはまさにその状況だよ。無計画な握手もそうだし。そもそも、ガキさんファンや光井ファンを他の推しにソフトランディングさせるとが考えないのかね。下がるであろう売り上げに対して対処を考えよう(もしくはそのイベントをステップに次の手を打とう)とか考えないのかね。
卒業イベントなんて一番削っちゃいけないコストだし、今後の展開を作る上でキーになるイベントじゃないか。最後に「でっかい」歌えばいいんだろみたいな考えでやってないだろうな。アップフロントは今の苦境とももクロの台頭を見てなんか学んだのか。早見あかり脱退をばねに出来たももクロと崩壊寸前のスマイレージを分けたのはなんだ。


なにはともあれ、ガキさんに謝れ。光井に謝れ。「事務所がポンコツなもんでこんなやり方しちゃいました」って謝れ。それからファンに謝れ。「11年の歴史にちゃんと区切りをつけてあげられなくてごめんなさい」って謝れ。


歴史がどうとか伝統がどうとか関係ない。人の気持ちがわからなくなった仕事や会社からは人が離れていく。アップフロントの内部にとんでもないガンがいるのだけはよくわかった。そしてそれを自浄する力もないことも良くわかった。マジでクズだなって今日は思ってるよ。