年の瀬

お疲れ様。マジお疲れだよ。年末最大の繁忙期を迎え、スタッフが次から次へとインフルエンザで倒れていくスパルタ・イヤーエンド。幸か不幸か、自分は元気です。

ここ最近、過去の自分を振り返る機会が多い。
店に昔の同級生が来店したり、昔にやってた雑誌がついに休刊するということで、その時のスタッフと再会したり、いろいろありました。
それにしても昔の自分は爛れた生活してたんだな。まあ、会う人間皆が「ぜんぜん変わってないねー!」というのには「?」マークが残るのですが。自己評価では多少は進化してると思うんですが、あまりそうでもないらしい。他者の評価はシビアなものだ。常に。

でも昔の自分を思い返してみると、うらやましく思うことなんかも多い。闇雲に自分の思いや意見を人にぶつけるのが好きな人間だった。ぶつけられた方はいい迷惑だったろうな。投げっぱなしの話ばっかりだったし。でも、思いをぶつけることでいろいろな関係や経験を作ることが出来た。
でも、ある時期から自分の意見を表面化させなくなった。一言でいうと「ビビリ」になった。自分の持っているものを捨てたくないあまりに、現状維持を望むようになった。
でも現状維持って、まあ続かないのね。周囲の変化や自分の変化を無視してまでの現状維持って変化するより難しい。結局、相当な努力を代償としない限り、じわじわと関係が薄くなっていく。結果的に、いろんなものを失ったのかもしれない。なくなってしまってはじめて気づくものって多いね。

今は、いろんなものがリセットされてしまって、1からの組み立てを考えざるを得ない状況。まあ開き直るしかないよなあ。でも前向きに考えざるを得ないんで、方向性としては否が応でも前向き。

いろいろなものに手を染めて、いろいろなことを経験して、結局手元に何も残せなかった自分にはものすごく後悔している。でも、きっと、何か残せるはず、と言う思いで今を生きている。
今までの経験は星のように点々と輝いている。いつかそれを繋いで星座にするのだよ。命名するのは自分だ。いつかその星座を見ながら「あれが俺の星座だ」と能書きをたれることが出来ればいいなと思うよ。

ああ恥ずかしい。このエントリ。消そうかな。