AKBから前田敦子脱退

「まさか」という気持ちと「ああ・・・」という気持ちが混在している。
「まさか」の方は「まさかこのタイミングで」という部分で、「ああ・・・」は「AKBというシステムを守るにはこのタイミングしかなかったんだろうな」って言う部分。


端的に言えば、「AKBというブランド(ビジネス)は残します。そのためにもちょうどいいタイミングなので前田の申し出を受けて脱退を了承しました」って言うことなんだろうけど。


正直脱退のタイミングで離脱してしまうヲタよりも、脱退したあとの集合写真とかで「なんか思ってたのと違う」って言うのが見えたタイミングの方が一般層は離れていくと思う。裏を返せば前田敦子ってあのAKBという集団の中での存在感はなんだかんだ言っても抜群だったわけで、何が凄かったんだかわかんなかったけど凄かったんだな、って思う。


前田敦子の存在感を引き継げるメンバーはいない。いたとしたら、発表の際にエース禅譲の儀式があったはずだ。肥大に肥大を重ねたAKBビジネスが拡大路線に手詰まった先の足掻きにも似た今回の発表。アイドル戦国時代が一気に地下化する予兆かもしれない。いや、それが正常な姿なのかもしれないけど。