そんな中AKBグループの大編成変更が行われている訳で

さて。真偽不明ではあるが、大筋間違ってなさそうなのでこの書き込み。

1 :名無し募集中。。。:2012/03/25(日) 20:48:08.55 0
AKB入山、AKB横山→太田プロ
AKB山内→ホリプロ
AKB市川→プロダクション尾木
SKE矢神、AKB中俣→ワタナベプロ
AKB大場、AKB阿部→ジャパンミュージックエンターテイメント
SKE松井玲→Grick(バーニング系列)
AKB島崎→ビッグアップル(バーニング系列)
SKE高柳→エイベックスエンターテイメント
AKB島田→office48
AKB永尾→アービング
AKB中村→新栄プロダクション
AKB竹内→オーエンタープライズ

そして、SKE松井JとNMB渡辺のAKBへのレンタル移籍。

これ全部つながってると思う。というか、AKBの手詰まりを打開するために足掻いている姿が目に浮かぶ。


まず、今のAKBが抱える問題点が2個ある。
一つは、これだけ大きくなったAKBだが「これ以上儲からない」という事実。そもそもの仕組みとして人数の確保が必須のAKBにおいて、無条件に拡大していくのが成長の必須の条件でもあった。「芸能界を目指すすべての子がAKBを目指すようにしたい」という秋元のことばはブラフでもなんでもない。そうしないといけなかったのだ。現状のシステムを守るためには。だがそんなのは不可能に近い。なぜならAKBという枠の中だけでは、他のジャンル(俳優、歌手、テレビタレント他)への教育が出来ないから。ソロデビューした後にAKBという枠を超えて大活躍できるメンバーがいない。
「世界展開」も同じ理由だったと思う。日本で儲からないのであればマーケットを広げるよりほか無い。だがJKTのあとその話も頓挫している。正直AKBスタイルはK-POPのスタイルよりアングラ寄りな分だけ一般層への広がりは薄い。言語障壁のある海外なら特にだ。
結果として「国内での活動を再編成して新規の顧客獲得を狙う」という方向にいくしか無い。
そのために密やかにいろんな手を打ってきてはいた。ラブベリー乗っ取り事件もそうだし、光宗獲得もそうだった。新規の客層を取り込んでいかないとこのビジネス自体の頓挫が目に見えている。
ここで2つ目の問題。AKBに育成システムが無い以上、芸能事務所護送船団式のAKBシステムは限界がある。芸能事務所は893ではあるがその事務所なりの育成方法や得意分野などがある。おそらく「これ以上どうにもならないんであればうちらにやらせろ」ということなんじゃないだろうか。AKSへの三行半である。


AKBは強制的に世代交代を促すことによって次のビジョンを探ろうとしている。松井Jや渡辺みるきーを本体に呼び寄せたのは、この二人がグループ内幹部候補生なのもあるだろうが「AKBは世代交代してる」のアピールをしたいためだろう。ただ、SKEとNMBの存在感が強烈に希薄になる。ましてやHKTや乃木坂はどうなる、って話なのだが。でも背に腹は代えられないのだろう。
そしてAKSからの大量移籍は既存事務所連合からのメッセージなんだろう。「手詰まりなんだったらあきらめたら?」の。


AKBというブランドは存亡の危機にある。個人的にはAKB自体は年に一回くらいのリリースにとどめ、小ユニットが多方面で活動するというスタンスの方が延命出来るような気もする。既存アイドルとの比較も避けられるし。事務所がそれぞれ売り込むのも容易だろう。


まあ、冷静になって考えれば、よくここまで大きくなっちゃったなあって感じなんだけど。女の子自身も「こんなはずじゃなかった」って思ってるかもしれないし、運営自身も「こんなはずじゃなかった」って思ってると思う。うっかり上場してしまったベンチャーの社長の話でよくあるな。あ、AKBが株式上場するって言う手が残ってたな。いやいや、まさか。