ヒップホップとアイドルは近くて遠くて

さて。ヒップホップが好きだ。全ての音楽がヒップホップならいいって思うくらいには好きだ。音楽はヒップホップぐらいの自由さとこだわりとライブ感と肉体性があるべきだって思ってる。
ただ、アイドル好きと話をする際、ヒップホップネタが非常に相性が悪い。話がかみ合わない。アニメ好きにもヒップホップネタは食い付きが良くない。ア二ソンとの距離が遠すぎるからか。サムライチャンプルーTVサントラなんてNujabesFat JoeFORCE OF NATURE、Tsutchieってメンツだったけど、アニソン界にには何ら影響なかったしなあ。すげえ名盤だったのに。



さて、それでもいろんなアイドルが登場する中で、ヒップホップに新たな切り口を見出すアイドルも増えてきた。
過去にライムスター宇多丸がえらぶアイドルラップベスト10なんてものあったな。再掲。
http://www.iamyourenemy.co.uk/whg/2010/09/_top10.html

さて、最近に目を向けると、まずはTengal6。なんか「TENGA発」っていう色ものイメージをうまーくかき消して、なんだかんだでそれなりの存在感を出してきてる。

LOGIC SYSTEMとDE DE MOUSEと共演とかその辺は、もっとサブカルマスコミは食いつくべきだと思う。松武秀樹とビンテージシンセとアイドルとかいいと思うよ。ってそんな雑誌あったな。ああ、「PICO」だ。
http://ameblo.jp/cosmic2111/entry-10175173827.html
多分持ってるわ。全部。


今や飛ぶ鳥落とす勢いのPSGのPUNPEEが昔やってた仕事、SKL(すかいらーく)49の「常夏★スパチキ」。SKL49は早々に解散(というか撤退というか消滅)してしまったので、ネット上の痕跡すらも希薄。

ガストの夏メニューのアピールのため結成。夏が終わる前に消滅。



最近こんなんもあったな。

新人女性ラッパーユニット?アイドル?DiSがアイドルとRAUDEFをDIS
http://www.musicman-net.com/artist/13867.html


スペシャが絡んでるらしいけど、なぜ相手がRAU DEFなんだ。ZEEBRAに噛みついてたからか。狂犬みたいなやつらだな。テーブルにテリヤキおいてるけどそれはSEEDAのアレのアレか。
っていうかももクロに噛みつくのやめたのか。相手にされないからか。D○○アイドル研究会なのか。ツイッターのアイコン見て吹いたわhttps://twitter.com/#!/disidol
個人的に嫌いじゃない。


でも基本的にアイドルのラップって、パワーが弱くなるのが難点。ラップを追いかけざるを得ない感じが勢いをそぐ。そういう意味ではrhymeberryの捨て身感は嫌いじゃない。熱いな。

全力で「好っきー!!!!」ってやるわ。


先に再掲した宇多丸のベストテンの中でも星井七瀬Carezza小島くるみは別格。ベクトル真逆だけど。


まあ、でもなんだかんだ言って個人的1位は、切れ味的にWのMISSラブ探偵の間奏パートのラップ。これはいけてる。アイドルらしさと疾走感のブレンドが抜群。さすがのお二人。もう二度と見ることはないよね(涙)。


まあ他にもあるのかもしれないですが、気になったのはその辺で。現場の勢いさえつけばヒップホップとアイドルの相性は悪くないと思うんだけどなあ。TLCのファーストの頃のカラフル感と女の子っぽさって凄い今でもグッとくるんだけど、その後誰もフォロワーが出てこなかった。すげえ好きだったなあ。



R.I.P. Left-EYE。