あやちょと印象派
http://gree.jp/wada_ayaka/blog/entry/602272292
今回のブログおもしろいな。
あやちょがワシントンナショナルギャラリー展に行った時の話。
マネの鉄道はすごい!生だとやっぱり違いますね!!以外と大きかった!
マネが絵を描くときにモデルとして使ってたベルト・モリゾって人がいるんですよ。
ベルト・モリゾが描いた絵もあって見れてうれしかった!
はい。まず「鉄道」。
それから「梨の花を持ったベルト・モリゾ」
そのベルト・モリゾの書いたのだとこの辺が代表なんだろうか。「夏の日」。
あと、ルノワールもけっこう好きになりました!
綺麗でした!
ポン・ヌフ、パリ
って絵があって
たぶん、パリの風景みたいな絵!
すっごい好きです!風景画ってあんまり好まないんですが、これは好きです!!
「風景画を好まない」というのは後期印象派好きの間ではよく言われてるねえ。
ルノワールっていわゆる「楽しい雰囲気」を書く画家さんだと思ってるんで、そういう意味では生々しさはない。
「ポン・ヌフ、パリ」って想像力と空気感が重要な絵だからルノワールの絵の中ではちょっと異色なのかもしれない。はいこれ。
あと、
スーラが凄かった!
スーラは、点々で描いたような絵です。書くの絶対大変ですよ!
点々なのにすごく綺麗で
彩が見たスーラの絵は
題名がわかんないけど、風景みたいなやつ!
やっぱり、印象派が好きなのかもしれないです。
おお、スーラ。スーラって作品すごく少なくって。しかもいわゆる印象派の画家さんの中ではすごく異色で「科学的に印象画を書こうとした人」なんですよ。色彩理論や光学理論とかを学んで絵を書いてたんだよね。乱暴な言い方すれば「色彩理論で絵の中に感情を埋め込もうとした」人。ワシントンナショナルギャラリーであったのはこれかな。「オンフルールの灯台」。
ちなみにこの作品もそう。「グランド・ジャット島の日曜日の午後」。
地元の映画館(静岡のオリオン座)にはこの絵をタイルで再現した大壁画があって、結構なじみがあったんだけど、映画館も閉鎖になり、この壁画も取り壊しになるらしい。もったいない。これね。
でも、印象派の中でも
彩はマネとモネとかそのへんが好きです。
セザンヌやゴッホとか後のほうにいってしまうと好きなんですが、やっぱりマネとかの方が好きですー。
でもゴッホの薔薇はすごかった!
緑がきれいで。
↑意味わかんないでしょ!w
綺麗できれいでした!
ゴッホ晩年の作品「薔薇」はこれですね。
緑はだいぶ残ってるけど赤色は経年劣化でくすんでしまってるとか。もしこのバラがもっと赤々としてたらもっと鮮烈な印象になったんでしょうな。
あと、彩が好きになったメアリー・カサットって人!!
この人の絵がもっとみたくなりました!!
ほい。「青いひじ掛け椅子の少女」。
印象派には珍しくアメリカ人。表情の書き方がちょっと違う気がするよね。
あやちょは後期印象派寄りの好みなんだろうな。モネやルノワールは既存の絵画の枠組を破壊すべく外に出て絵を描くという印象派のスタンスを確立したけど、後期印象派は絵の中にさらにドラマや感情や空気を描こうとした。今になってみれば、そういうところが生々しさを生むし、絵を生き生きと見せる。
いやあ、スノッブさなしの美術鑑賞って楽しいもんです。もし握手会とか行かれる方はちょいと下調べとかして自分なりの感想をあやちょに話したりするといいと思います。