去年の今頃は「MJ」だったなあ。

あれがアイドル戦国時代の幕開けだったというのはほぼ間違いのない話だ。
http://career.oricon.co.jp/news/76309/full/

あれから一年。状況はだいぶ変化した。AKB帝国は想像以上に強大なものになり、若武者ももクロは一気に下剋上を狙っていくかと思いきや、まさかの早見あかり脱退。その頃まだ胎動の段階だったぱすぽ☆は、まさかのオリコン1位を奪取。スマイレージ東京女子流などを売上ではぶち抜いて行った。モーニング娘。は9期を4人入れ、またすぐに10期の募集に入った。大きく状況は入れ替わろうとしている。

そんな中、この一年のももクロの功績は「アイドルのステージパフォーマンスがすごい」というのを再度知らしめたことだ。「きゃわいい女の子と仲良くなりたい」と同じくらいの「なんかすごいものを見たい」客が現場にいる。ふと気付くと、現場に若い女の子が増えてきた。アイドルが憧れや親しみの対象に戻ってきたのかもしれない。

もしくは「現場の時代」の到来なのかもしれない。現場と言ってもステージだけではない。「テレビ」だって現場だし、「握手会」だって現場だ。それぞれのグループに強みがあり、自分の存在感を出そうと必死で戦っている。おお。まさに戦国。