GO-GO'S

ガールズバンドは多々あれど、一番好きなのはgo-go'sだ。奇跡のようなバンドだと思う。

「vacation」とか、その後のベリンダ・カーライルのソロとかで、そもそも作られたポップバンドという印象が強いかもしれない。しかしベリンダがあのThe Germsの初代ドラマーという事実はあまり知られていない事実だ。
The Germsってなんじゃいなという人は下のビデオを見てください。
Germs - Manimal

この頃のベリンダは"dotti danger"と名乗っていて、ドラマーとしてはすぐ脱退(練習にすら参加しなかったとか)。しかししばらく周辺にはいたようで、Germsの写真のクレジットに出てくることもある。
この辺の話はちょっと面白くって、Germsを後にプロデュースすることになるJoan Jett(I LOVE ROCK'N ROLL!)は元RUNAWAYS(チェリーボムですな)で、そのとき一緒にバンドに居たのはメタルファンならご存知Lita Ford、そしてMichael Steele。誰?という声が聞こえたので説明すると、後にBanglesに参加する人です。RUNAWAYS自体はプロデューサーのエゴで出来たようなバンドで、本国ではあまり人気がなかったらしい。まあ、アンダーグラウンドとメジャーの境目もぐちゃぐちゃのまま熱気だけが先走っていたのがLAのパンクシーンだった感じ。
話をベリンダに戻すと、彼女はその後にgo-go'sを結成することになるのだが、そういうシーンの中から登場したバンドなだけあって、集まるメンツもちょっと風変わり。Jane Wiedlinは特にルックス、しゃべり方、文系なのになぜか異様に露出が多いところ、基本的に不思議ちゃんなとこなど、今だったら最高の萌えキャラ(俺的に)だ。ちなみにSparksのファンクラブ会長だったらしい。
下の写真左から2人目がジェーン。


何度かのメンバーチェンジを経て、go-go'sはSTIFFから7インチを出す。リード曲は後の超ヒット”We Got The Beat"。STIFFって言えば今では超名門だけどね。Nick LoweIan DuryElvis CostelloDevo・・・この辺りのメンツのすごさは下記リンクあたりで確認してください。Motorheadとかも出してたんだよな。
http://www.discogs.com/label/Stiff+Records
そしてレーベルメイトのMADNESSとツアーを行ったあたりから、歯車がまわりだす。
1981年の"We Got The Beat”。STIFFリリース音源に近い感じでのライブ。ベリンダが男前すぎる。ジェーンかわいい。

この頃、メジャーと契約し、1st”Beauty And Beat”のリリースと相成る訳です。どう考えてもアイドルバンドの出自ではない。

”We Got The Beat"は多少時間がかかったもののロングヒットとなり、結果的に全米No.1に上り詰める。さて、その頃のGo-go's。

ベリンダの垢抜けっぷりが半端無い。アイドルらしい雰囲気も醸し出し始めている。やっぱりジェーンがかわいい。
下の写真で乳を強調している一番右がジェーンです。

そして初期Go-go'sもう一つのキラーチューン、"Our Lips are Sealed"。
3:27にジェーンの豪快なパンチラ付きです。ビデオ自体は後の再編集ものなのでループしてます。デジャブのようにシーンがつぎはぎされる80's仕様。

その後のgo-go'sはアイドルバンドとして前代未聞(そもそも女性のみのバンドが全米1位自体が初めて)の活躍をし、解散する訳なんですが(しょっちゅう再結成するけど)、今改めて聴くとGo-go'sいいな!ポップさもパンク魂もかわいさも全部兼ね備えてる。

そんなGo-go'sのキャラが非常に出ているビデオがこれ。"turn to you"。メンバーの男装と女装(?)を使い分けたビデオ。ベリンダが男にしか見えない。そしてジェーンがかわいい。あとドラムのジーナが想像以上にかわいくてビビる。

go-go'sはパンクからアイドルまでの道のりをスタイルを変えることなく突っ走ることが出来たレアなバンドだ。
話がまとまりそうも無いのでこの辺にして続きは気が向いたら書く。