AKBに関する今更のような話と自分語り

そもそも女の子はみんなかわいいと思っているナチュラル・ボーン・DDな自分にとって、ルックスとかはあまり重要な部分ではない。基本的には集団としての闇雲なパワーと、それにまつわる成長物語が一番おいしく召し上がれる部分だ。週末に会えるだとかデートが出来るとか、握手会とかにも興味はあまり無い。
じゃあ、ももクロはどうなんだ、と言われれば、あの無謀なパフォーマンスとライブスケジュールで確実に周辺を制圧してきたその成長物語に惹かれるのだ。
ハロプロは、あの巨大な器の中で、もみにもまれて成長してゆく姿を見ることが出来るのが最大の魅力だ。その未知数のパワーに酔いしれたくて現場に足を運ぶんだ。
AKBに興味がわかないのはそこもある。集団内での人間関係はある。それも一つの物語だ。しかし、成長とか上昇してゆくストーリーが無いのだ。かわいいとかきれいとかそれしか無い。意図的に避けているのではないかとすら思う。上に勝ち上がるためにはじゃんけんで全員に勝つことって、どんだけ理不尽かつ残酷なシステムだ。しかもそれで上には残れないって。

まあ、そもそも秋元康という人間を信頼していないのは、やつがかつて商品に手をつけたことがある人間だからだ。あいつは商品に手をつけることを肯定しないと自分の行動の矛盾を突かれることになる。そういう人間は、商品に商品価値がないとわかればすぐ捨てることが出来る。そんなものにドラマがあるか。
店長がバイトに手を付ける店は寿命が短い。手を付けられたバイトもそうだが、店長自身も自分の行動の矛盾によって逃げ出すことがほとんどだからだ。人間関係の問題はリセットしないと正常化できない。
つんくと言うかUFAは基本的に戦略むちゃくちゃだとは思うが、成長させて大きなステージにあげることを目標としていること、商品に手を出さないことに関しては信用している。教育者としてのスタンスはギリギリで守ってる気がする。

アイドルだけではなく、モデルや声優に関してもそうだが、その子たちの成長などには興味を持たず、顔や年齢だけに食らいつくベド野郎と金にしか興味の無いプロダクション。そこに挟まれた子たちの心を食い物にする最悪の奴ら。本当に腹が立つ。