CCCD、著作権、輸入権、その他もろもろその①

http://japan.cnet.com/news/pers/story/0,2000047682,20062931,00.htm
 今一度整理しておこう。まずCCCD。これに関して関係があるのはメーカーサイド。JASRACではない。著作権の問題ではない「製作物」の問題だから。まあ、オリジナルに対して音質が大幅に変わるということであれば問題も出てくるが、個人的にはCCCDによる音質の低下はエンジニアの技量レベル、メディアの優劣による音質低下レベルと似たようなもんではないかと考えている。「CCCD!音悪い!最悪!」だけで語るのは明らかに短絡的過ぎる。問題とされるべきは不良品を作りのうのうとしているレコードメーカー、また過去20年間アップデートを怠ってきたCDというメディアが限界というのもあるかもしれない。しかしそれ以上に今のCDに3000円の価値があると考えているメーカーがおめでたすぎるだけだ。まあ、今後ますます売れなくなるだろうCDを眺めながら頭を抱えていてほしいものだ。


 …なーんて高をくくってたら「レコード輸入権」なんて言葉が登場してきやがった。どうも最近輸入盤や廉価盤の状況がおかしいなって思ってたら…発売と同時に入ってこない輸入盤があったりとか、CCCDじゃない輸入盤の方は売ってなかったりとか。最近ヨーロッパ盤って手に入りにくくなってない?どこが取り締まってるんだか知らないけど、知らぬ間に無くなってるんだよね。タワーレコードとかだと「この輸入盤はコピーコントロールCDです」っていうシールとかはってあったりしたし…これに対する伏線だったんだな。理解したよ。(今日こそ続く)