貧乏人は赤い靴はいて踊る踊る

http://d.hatena.ne.jp/haimoto_usaco/20031116
 うさじごにっき(id:haimoto_usaco)さんからちょいと引用です。

「個人的にはお金持ってない人の方が肉体性と踊りについて真剣に考えてるんじゃないかと思うです」

 …そのとおり!俺金もってない!肉体性と踊りについてとか良く考えてる!なんか見透かされたような気分だなぁ。ちょうどいい機会なんでちょいとその辺の話を。
 そう、個人的には踊りには開放と発散という二つの効果があると思うのですよ。別にマンガの「昴」とかみたいにかっこよく踊れなくても、「パートナー」みたいに特殊な空間に入り込まなくても、たった一人で踊るだけでもその二つは「ある程度」解決するんですよ。安いもんです。
 ただ、貧乏(この場合の貧乏はお金がないという意味だけでなく、精神的に満たされないという状況も加味していただけると)な人は、何とかして元を取ろうとするわけです。満足できないんですよ。じゃ、どうするか。自分が納得できるようにするしかない。そこで登場するのが肉体性。埋められちゃうんですよね。肉体で。
 時々イベントで8時間くらいぶっ通しで踊ってる人とかみることがありますが、恐らく貧乏なんでしょう。またムダに技を磨く人。きっとその人たちも貧乏です。だってお金持ちの人は人が踊ってるのを見ながら「きれいじゃきれいじゃ〜もっと踊れ〜わしを楽しませろ〜」って言ってればいいんですもの。
 死ぬまでクルクル踊りつづける「赤い靴」の話は、貧乏人が「開放されたい、発散したい」という欲求にとりつかれ、肉体性を追求しすぎた結果とその悲惨な末路という話なのかも、なんてことを思ったりもしました(http://www.jasmic.co.jp/redshoe/redshoe.htm)。
 でも今は自分も踊るなぁ。死ぬまで踊る人生はそれはそれでいいかなとか思うしなぁ。「(I CAN'T GET NO)SATISFACTION」ですよ。今は。