iTunes Music Storeが日本で開始

http://www.asahi.com/business/update/1128/005.html
 ついに、始まりますか。これについていろいろ考える前に、関連ニュース(個人的に)をいくつかピックアップ。

http://www.asahi.com/business/update/1125/104.html

  • Roxio、音楽配信サービス「Napster 2.0」の説明会を開催−12カ月以内に日本でのサービス開始を目指す

http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20031125/roxio.htm

http://www.labelgate.com/press/pressrelease_8.html

http://www.zdnet.co.jp/internet/guide/0311/newsbr/



 ってなとこですか。音楽配信ビジネスも本格的に日本上陸、といったとこですね。この辺は正直自分では考えをまとめかねてます。アメリカと全く同様のサービスが日本で成立するとは到底思えないんです。
 ネットラジオの上陸は、大きな黒船になると思います。レコード会社側は自社の権利を何とかして守ろうとするのでしょうが、社会の趨勢はそうなっていかない。正直大量のコンテンツを持て余している今の現状。大きく話が変化することを希望します。
 さて問題の配信サービス。これに関してはいくつか思うところがあります。まず、海外のような一曲単位の配信サービスが日本に向いているのかどうか、という点。今まで日本のレコード会社は「コンテンツ産業」として、パッケージングされた商品を販売することを常に考えてました。そのなかでもレーベルゲートは彼らにとって大きな例外だったはず。目論見としてはレーベルゲートで売れた商品が、実際の商品売上にも大きく影響してくるはず…という考えはあったのではないでしょうか。(次の項に続く)


そして外すわけには行かないWINNYの話。

http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2001/1128/accs.htm

http://www.accsjp.or.jp/news/031127.html

 でも実際はそういうもんではない。そこで出てくるのはWINNYの話なのですが。WINNYで落とすものには二種類のものがあったと思うんです。一つは「現時点で手に入れたくても手に入れられないもの(地方番組の映像とか)」、あともう一つは「金を落とす気にはならないけど気になるもの(なんとなく持っていたいもの)」でしょう。
 今回の逮捕に関しては「ああ…やっぱりね…」という意見です。WINNYやってることが著作権の侵害であることは明らかだったし、ニュースを読むとこの逮捕された彼はHPにそれをアップしてたとのこと。で、コメントが「ネット社会でみとめられたかった」…アホです。こういうアホはいつの世にもいるし、またいなくならないでしょう。
 でも、自分はWINNY否定派か?と言われたら、そうではないと答えます。実際やってたし。むちゃくちゃ活用してたし。ファイル交換という行為は出てくるべくして出てきたものだと自分は考えてます。ネットというコミュニケーションが生まれた時から、予想できたものだったのではないかと。行き過ぎを取り締まるのも重要かもしれませんが、その時代に合った方式に合わせていくこと、アップデートするのが先決だと考えるのですが。そしてそのアップデートは少なくともCCCDというものではないことも明らかだと思うのですが。(微妙に次項に続く)


そこでこれですわ。